リクルートホールディングス(HD)傘下の求人検索エンジン、インディードが全従業員の約15%に相当する約2200人を削減するそうです。
飲食業やサービス業で人手不足が深刻になっているなか、HRテクノロジー事業ではどんどん人員削減をしている。
他にもアマゾンなども大量の人員削減をしている様子です。
その理由を考察すると、以下の3つが考えられます。
- 仕事の自動化による効率化
- コロナウィルスの影響
- ビジネスモデルの変化
今回のインディードの人員削減をふまえて考察していきます。
転職と副業を常に考えていないと怖い時代ですね。
仕事の自動化による効率化
インディードやアマゾンなどのテクノロジー企業は、自動化技術を活用することで業務の効率化を進めています。
例えば、倉庫内のロボットによる商品の運搬や、AIによるカスタマーサポートなどが挙げられます。
これによって、人力に頼らなくても業務を行うことができ、コスト削減につながるため、人員削減につながる可能性があります。
「ロボットに人の仕事が奪われる」とよく耳にしますが、それが現実になりつつある。
新型コロナウイルスの影響
新型コロナウイルスの流行によって、需要が急激に変化したことが人員削減につながる可能性があります。
テクノロジー企業では、新型コロナ感染拡大時に在宅勤務・学習が広がり電子機器やデータサービスの需要が急増したことを受けて雇用を拡大しました。
しかし、コロナ終息に向かうなかで需要に合わせて人員削減が必要になります。
簡単にいえば「たくさん採用しすぎた」わけです。
一方で飲食店などのサービス業は、逆のことが起きており、コロナ禍で人を削減しすぎて一手不足に苦しんでいます。
ビジネスモデルの変化
インディードやアマゾンのビジネスモデルが変化したことが、人員削減の原因になる可能性があります。
例えば、インディードは求人広告以外の事業に注力するため、人員を調整する必要があったためです。
また、アマゾンは映画やテレビ番組の制作にも進出しており、ECサイト以外の事業にも注力するため、人員を調整する必要がある可能性があります。
【まとめ】
最後に本記事の内容をまとめます。
インディードやアマゾンが大幅な人員削減をする原因は以下の3つ。
- 仕事の自動化による効率化
- コロナウィルスの影響
- ビジネスモデルの変化
これらの要因が重なり、人員調整が必要となった可能性があります。
ただし、これらの企業が人員削減を進めたことで、コスト削減や新しいビジネスモデルの実現など、企業の成長や発展につながる可能性もあります。
また、副業や転職を常に意識しないと怖い時代になってきたともいえるニュースです。
自分が人員削減の対象になっても、困らないように転職と副業を視野に入れていきましょう。
