本記事は「アウトプット大全」の書評ブログとなっております。
精神科医の樺沢紫苑(かばさわ しおん)さんが書いた本です。
仕事に活かせる内容が詰まっていますので、ビジネスマンは絶対に読むべき一冊だと思います。
この記事では、以下のことをまとめています。
- Why:なぜ、読むのか? (読む理由)
- What:何を学んだのか?(気付き)
- How:何をするのか?(アクションプラン)
3分もあれば最後まで読めてしまうので、まだ「アウトプット大全」を読んだことがない人や書評に興味がある人はぜひ目をとおしてください。
それでは本文にうつります。
なぜ「アウトプット大全」を読むのか?
私が本書を読む理由は、インプットは出来ているのに、アウトプットがちょっと足りない気がしたからです。
情報を得るときはワクワクしています。
映画、ブログ、ニュース、YouTube、セミナー、読書などなど…
しかし、たくさんのインプットの機会があるのに、アウトプットが思うように出来ていないことに気付いたのです。
だから、本書を読みたいと思いました。
「アウトプット大全」から得た気付き。
本書を読んで、私は以下の3つの”気付き”を得ました。
- 手書きのアウトプットの効果は絶大
- アハ体験の重要性
- アウトプット後のフィードバックが成長のカギ
もう少し深掘りしてこうと思います。
タイピングより出書きでアウトプット
デジタル化が進む現代ですが、手書きのアウトプットが重要です。
「え、手書きで情報発信とかできないじゃん!」と思うかもしれませんが、実はアウトプットにはいろんな種類があります。
- 書く
- 笑う
- 泣く
- 話す
- メモをする
など、意外に思うかもしれませんが、アウトプットにはたくさんの種類があります。
本書の中では、頭の中で考えていることを書き出すことで記憶力・勉強効果が高まると言われています。
実際に紙に書き出して勉強した方が、良い結果を出せているというデータや落書きをした方が記憶力が良かったというデータなども本書では紹介されています。
デジタルの時代で書くことをしない今だからこそ、紙に書き出せる人ほど周りに差をつけられるのではないでしょうか。
アハ体験をしたらメモを取る
アハ体験後はメモをとるべきです。
「そもそも、アハ体験ってなに?」という人は下記をご覧下さい。
人は何かに気づいた際、ひらめいた際に脳が活性化するといわれる。そのような瞬間、体験は『アハ!体験』と呼ばれ、脳科学の分野で注目されている。「アハ」とは英語圏で何かを理解した時に発せられる「a-ha」から。
出典:ピクシブ百科事典
なにも考えず、ボーッとしている時に急にアイディアが浮かんだり、気付きを得たりする事がありませんか?
ちなみに、私は散歩中やコーヒーを飲んでリラックスしている時に「あ、そうか!」と急にひらめく事があります。
しかし、このアハ体験は夢と同じです。
何もしないと、30秒~1分くらいで忘れてしまいます。
だからメモを取りましょう。
実際にアハ体験での気付きは、後の大きなことになる可能性が充分あります。
ニュートンは、リンゴが木から落ちるのを見て重力という概念を思いついた事で有名です。
瞬間的に理解をもたらし、物事の見え方が変わってしまうアハ体験は、放っておくのはもったいないです。
アハ体験をしたら、紙でもスマホでも良いのですぐにメモしましょう。
フィードバックで自己成長
アウトプット後のフィードバックで自己成長できるかどうかが決まります。
インプットした情報をアウトプットするだけでも記憶には残ります。
しかし、フィードバックをしないという事は、テストで間違った問題をほったらかす事と同じです。
しっかり、フィードバックして次のインプットにつなげましょう。
このフィードバックは、反省・復習・改善・微調整などの働きがあります。
失敗しても、成功しても「なぜ、どうして」を繰り返しフィードバックしましょう。
- インプット(入力)
- アウトプット(出力)
- フィードバック(改善・微調整)
上記の3つをしっかり繰り返す事で記憶力も高まり、最も自己成長できるといえます。
感想とアクションプラン
私は本書を読んで”アウトプットをすると人生が変わる“という気付きを得ました。
むしろ、アウトプットしない限り何も変わらないです。
樺沢さんは、毎日常人では考えられないくらいの量のアウトプットをこなしています。
そんな人が書いた本ですから、すごく納得感のいく話ばかりでした。
これから今まであまりしてこなかった紙に書き出すことをもっと実践していこうと思います。
『アナログ→デジタル』という流れで、紙に書き出し、デジタルに落とし込む。
最後まで読んで頂きありがとうございました!
アウトプットで人生を変えたい人は、ぜひ「アウトプット大全」読んでみてくださいね!
