サラリーマンって意外と失敗し放題なんです。
よくフリーランスと会社員を比較する意見で「会社員は責任が多い」「失敗しにくい」という声が多い。
でも、私は逆だと思うんですよね。
「失敗したらどうしよう」「怒られるかも」「評価が下がるかも」
会社員をしていると、そんな不安が常に頭をよぎります。
しかし、実際は挑戦し放題な環境です。
なぜなら、何かに挑戦して失敗しても、基本的に給料は下がりません。
大きな責任を個人が取らされるわけでもないし、上司やチームがフォローしてくれる体制もある。
それって、かなり「守られた環境」じゃないですか?
要するにどんなに失敗しようが、最終的には「上司」「社長」「会社」が責任を取ってくれるので、ノーリスクなのです。
会社には「評価制度」や「育成」という仕組みがあります。
多少のミスや失敗は織り込み済みなんです。
むしろ、新しいことをやらない、変化を起こさない方が問題視される時代になっています。
もちろん、毎回やみくもに突っ走るのは違います。
でも、「こうしたらもっと良くなるかも」「ちょっと違うやり方を試してみたい」
そんな前向きな挑戦は、たとえうまくいかなくても評価されるケースが増えています。
何より、挑戦することで自分の中の「引き出し」が確実に増えます。
上司に言われたことだけをこなしているうちは、毎日が消化試合のように過ぎていきますが、
自分の頭で考え、試し、転びながら学ぶ経験には、唯一無二の価値があります。
会社の看板を支えて、ある程度の給与保証がある中でトライできる環境を、自分の成長に活かさないのはもったいない。
フリーランスにならないと思い切った挑戦ができないというのは思い込みで、会社員だからこそ失敗したときのリスクを最小限で抑えられます。
「どうせ給料が出るなら、大きな挑戦をして失敗しながら成長しよう」くらいに考えてもいいのではないでしょうか。