悩む人映画『七つの会議』って本当にあった話なの？
映画『七つの会議』のモデルとなる会社は存在するのか気になる方も多いのではないでしょうか。
実話に基づいているかのように、中堅企業の’リアル’が描かれている映画です。
記事のなかで、モデルとなる会社があるのか解説していきます。
また、もう一度『七つの会議』を見たい方に、無料で見れるおすすめの動画配信サービスも紹介します。
七つの会議のモデルと噂される2つの会社
七つの会議のモデルと噂される会社は以下の2社です。
- 神戸製鋼
- ビッグモーター
それぞれ解説していきます。
神戸製鋼
『七つの会議』のモデルとなる会社のなかで、最もよくあがる会社は神戸製鋼です。
2017年に銅やアルミの強度データの改ざんが明るみになり、不正が発覚しました。
映画のなかでもネジ強度の改ざんが事件のキッカケとなっています。
しかし、『七つの会議』はもともと小説で、神戸製鋼の不正よりも5年ほど前に書かれています。
そのため、モデルが神戸製鋼というのは考えにくいでしょう。
ビッグモーター
中古車販売大手のビッグモーターも「七つの会議に出てくる会社みたい！」と話題になっています。
ビッグモーターでは、不正車検や保険金の不正請求などをしていました。
また、修理の際に自分で車を傷つけて、その修理代をお客様に請求するような悪質な行為も問題となっています。
しかし、ビッグモーター事件は『七つの会議』が上映された後の事件のため、モデルとなったわけではありません。
不正や隠蔽をする会社の共通点とは？
神戸製鋼やビッグモーターが『七つの会議』のモデルとして噂されていましたが、どちらもモデルではありません。
特定の企業がモデルとなっているのではなく、不正や隠蔽をする企業体質を届けている作品なのではないでしょうか。
不正や隠蔽をする会社の共通点は、『利益至上主義』にあります。
簡単にいうと「自社の利益を最優先にする」考え方です。
お客様の気持ちや社会的意義などよりも、とにかく自社の利益を追及するようになるとノルマも厳しくなり不正につながるのでしょう。
七つの会議のあらすじとキャスト
七つの会議のあらすじやキャストを以下でご紹介します。
| 七つの会議 | |
|---|---|
| キャスト | 八角民夫：野村萬斎 原島万二：及川光博 北川誠：香川照之 坂戸宣彦：片岡愛之助 三沢逸郎：音尾琢真 新田雄介：藤森慎吾 浜本優衣：朝倉あき 佐野健一郎：岡田浩暉 田部：木下ほうか 淑子：吉田羊 三沢奈々子：土屋太鳳 奈倉翔平：小泉孝太郎 星野：溝端淳平 飯山孝実：春風亭昇太 江木恒彦：立川談春 加茂田久司：勝村政信 村西京助：世良公則 梨田元就：鹿賀丈史 宮野和広：橋爪功 徳山郁夫：北大路欣也 |
| 公式ページ | https://www.tbs.co.jp/tbs-ch/item/m1302/ |
| あらすじ | 人気ドラマ『半沢直樹』の福澤克雄監督が送る企業犯罪エンターテインメントです。利益至上主義のメーカーである『東京建電』のなかで不可解な人事が行われる。営業一課長の坂戸（片岡愛之助）がぐうたら社員として社内でも有名な八角（野村萬斎）に怠慢さを指摘したことから事件がはじまる。なぜか、優秀な坂戸（片岡愛之助）が八角（野村萬斎）にパワハラで訴えられることになってしまった。通常では実績のある坂戸（片岡愛之助）が罰せされることは考えにくい場面だが、坂戸（片岡愛之助）は降格異動となってしまう。こういった社内の不可解な人事に、裏で八角（野村萬斎）が想像の斜め上をいく形で関わっているのであった。 |
ストーリーやキャストが人気ドラマ『半沢直樹』と似ているといわれることが多いです。
七つの会議が無料で見れる動画配信サービス
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まとめ
最後に本記事の内容をまとめます。
「七つの会議のモデルになっている会社はあるのか？」という声が多いですが、実際にモデルになっている会社はありません。
しかし、神戸製鋼やビッグモーターで似ている事件があったことは事実です。
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