仕事がうまくいかない…
自分の仕事のやり方が本当に正しいのか迷ってしまう人もいるのではないでしょうか。
職場には、昭和生まれの人もいれば、令和にはじめて社会人になった人もいます。
世代によって仕事に対する価値観も違います。
しかし、どんな時代でも通用する普遍的なスキルがあるのも事実。
『今こそ使える昭和の仕事術』という本の中では、現代でも使える普遍的な仕事術が紹介されています。
実際に読んでみたので、重要だと感じた部分の要約から感想まで紹介していきます。
『今こそ使える昭和の仕事術』を読むと解決できます!
- 仕事の本質を理解したい
- できるビジネスマンになりたい
- 営業がうまくいかない
『今こそ使える昭和の仕事術』を読んだ感想
『今こそ使える昭和の仕事術』を読んだ感想を紹介します。
まず、本書の特徴として読書が苦手な人でも読めるような構成になっています。
1つの仕事術を見開き1ページで説明しているため、部分読みができます。
また、一見すると『時代に合わない』『古い』『意味がない』と感じるような仕事術も、納得感のある解説がされています。
年代に限らず古今東西で通用する仕事術が学べる本でした。
タイトル | 今こそ使える昭和の仕事術 |
著者名 | 後田 良輔(うしろだ りょうすけ) |
出版社 | かんき出版 |
定価 | 1,500円+税 |
『今こそ使える昭和の仕事術』の要約
『今こそ使える昭和の仕事術』の重要なポイントをまとめます。
以下の3つのポイントが重要だと感じました。
それぞれ詳しく解説していきます。
あいさつは自分からする
本書では、『自分からあいさつを仕掛けるルール』を持つことが推奨されています。
相手から声をかけられたら、返事をする程度の人も多いのではないでしょうか。
あいさつは、コストゼロで効果が絶大なコミュニケーションツールです。
あいさつをされて嫌な気分になる人はいないでしょう。
周囲からの印象も良くなり、さらに自分も気分が良くなります。
メールやSNSのラリーは自分で終える
メールやSNSのラリーを必ず自分で終えるようにすることも重要です。
「メールをどのタイミングで終わればいいか分からない…」「これって返信すべきかな…」という悩みが解消されます。
さらに、相手からも丁寧な印象になるため、一石二鳥なのです。
メールやSNSのラリーの最後は自分で終わるようにしましょう。
メモはA4サイズ以上の大きなノートで取る
相手が話しているときは、A4サイズ以上の大きなノートでメモをとることも重要です。
なぜなら、相手に「あなたの話は大切だからメモします」という姿勢を見せることもできるからです。
私の実体験でもこういった経験があります。
商談中にお客様がA4ノートに必死にメモしてくれてる姿を見て「こんなに真剣に話を聞いてくれてるし、誠意を見せないといけないな…」という感情になったことがあります。
話している最中にスマホやパソコンでメモするより、大きなノートにメモを取っている方が好印象なのです。
些細(ささい)な約束こそ100%守る
些細な約束こそ100%守ることが重要だと本書では語られています。「また連絡しますね!」「機会があれば飲みにいきましょう」のようなことを、つい言ってしまうことはありませんか?
多くの人が社交辞令のように言ってしまう言葉です。
しかし、相手によっては本当に連絡がくることを期待していることもあるでしょう。
その場合、相手を裏切ってしまう形になってしまいます。
些細な約束を100%守ることで信頼もされますし、自分との約束を守れたことで自信もつきます多くの人が「機会があれば飲みにいきましょう」と言いつつ実際は誘わないので、あえて本当に連絡してみましょう。
約束を守れば守るほど、信頼と自信が手に入ります。
【まとめ】昭和の仕事術は令和でも使える!
最後に本記事の内容をまとめます。
『今こそ使える昭和の仕事術』は、時代に関係なく古今東西どこでも使える仕事術が学べます。
本書の中で重要だと感じたポイントは以下の4つ。
当たり前のことばかりですが、現代では軽視されがちなことです。
ビジネスの場面では昭和生まれの人もたくさんいます。
今どきな仕事術を学ぶのも良いですが、昭和から続く普遍的な仕事術に目を向けることも大切なのです。