見城さんの本でおすすめはどれ?
見城徹(けんじょう とおる)さんの本でおすすめがどれか気になる人もいるのではないでしょうか。
見城さんは、幻冬者の社長で『たった一人の熱狂』が名作で人気の本です。
しかし、私は今回紹介する『読書という荒野』がおすすめです。
どのように読書をすればいいのかヒントがもらえます。
この記事では、『読書という荒野』の簡単な要約と感想を紹介します。
読書との向き合い方が変わる本です!
本のタイトル『読書という荒野』のインパクト
まず、本のタイトルがインパクトありすぎで、頭に残ります。
読書を自然に例える人をはじめて見ました。
荒野は下記のようなイメージでしょうか。
見城さんがなにをもって『読書=荒野』と紐付けたのか分かりませんが、『読書は荒野のように広がっていく果てしないこと』と私は解釈をしました。
読書は『自分がどう感じるか』が重要
本の中で印象的だった場所を紹介します。
見城さんは、『読書という荒野』の中で以下のように語っています。
読書とは「何が書かれているか」ではなく「自分がどう感じるか」だ
『読書という荒野』 P3
読書は自分が実生活では経験できない『別の世界』を経験し、想像力を育むことが可能です。
どんな本を読むのも自由だが、『古典』『文学』『神話』などの本質的な本をおすすめすると見城さんは語っています。
理由は、『ビジネス書』『実用書』では、結論ばかり書かれており、プロセスが描かれていない。
読書は単に知識を得るだけでなく、自分と異なる世界を本から経験し、そこで『自分がどう感じるか』が重要なのです。
自己検証、自己嫌悪、自己否定
見城さんは、『読書という荒野』のなかで『自己検証』『自己嫌悪』『自己否定』の三つがないと人間は進歩しないと語っています。
- 『自己検証』自分を客観的に見直し、修正すること
- 『自己嫌悪』自分を恥じて、苛立つこと
- 『自己否定』自己満足を排除し、新たな自分を手にいれること
一見すると、ネガティブに見える言葉も含まれています。
しかし、見城さんは人成長するための三つとして、捉えています。
本を読めば、別の世界と触れることができて、自分の人生が生ぬるく感じるほどの登場人物にも会えるでしょう。
その中で、『自己検証』『自己嫌悪』『自己否定』を繰り返し、情けない自分と向き合って大きな成長が期待できるのです。
『読書という荒野』を読んだ感想
『読書という荒野』を読んだ感想をまとめます。
一言でいうと、「見城さんは別格だな」と感じる一冊でした。
理由は、読書に対しての本気度が他と圧倒的に違うからです。
読書はビジネスで成果を出すために読む人も多いです。
しかし、見城さんは『人格から生き方まで全てが読書』というくらいに見受けられます。
また、ビジネス書ではなく、『古典』『文学』『神話』などの本質的な本をおすすめしている点も、他の読書好きとは別格な印象です。
本を深く読んでいきたい人には、『読書という荒野』を通して、見城さんの読書論に触れることをおすすめします。