時間が足りない人におすすめの本ってあるの?
頭ではやらなければいけないと分かっていても、時間が足りずに行動できていない人も多いのではないでしょうか。
実際に私も数年前は、時間が足りないことでとても悩んでいました。
しかし、今回紹介する長倉顕太さんの『時間編集術』を読んでからは、時間の使い方がうまくなったと実感しています。
時間は自分で編集するものなのです。
この記事では、『時間編集術』の簡単な要約と感想をまとめます。
時間が足りなくて悩んでいる人は、ぜひ記事を最後まで読んでみてください。
それでは本文にうつります。
長倉顕太さんは、有名なベストセラー作家です!
時間の使い方で未来は変えられる
時間の使い方で未来をコントロールすることができます。
その理由として、長倉さんは以下のように語っています。
過去が現在を作っているなら、未来を作るのは現在だからです。
『時間編集術』P37
上記を自分に当てはめて考えてみてください。
現在の自分は、過去の時間の使い方によって形成されていることに気付くのではないでしょうか。
そのため、自分の理想の未来を手にいれるためには、現在の時間の使い方が重要なのです。
時間は2つに分けることができる
『時間編集術』では時間を2つに分けることが提唱されています。
- プロダクティブタイム(生産的な時間)
- アンプロダクティブタイム(非生産的な時間)
上記の2つに時間を区切ります。
それぞれ解説していきます。
プロダクティブタイム(生産的な時間)
プロダクティブタイムでは、生産性を高めて時短を意識します。
理由は、これからはアンプロダクティブタイム(非生産的な時間)の方が重要になってくるため、プロダクティブタイムは時短ではやく終わらせてしまう方がいいからです。
例えば、普段8時間でやっていた仕事を4時間で終わらして、余った時間をアンプロダクティブタイム(非生産的な時間)に当てるようなイメージ。
プロダクティブタイムでは、以下を意識すると効果的です。
- 1.5倍速で行動する
- マルチタスク
- タスクはリスト化する
プロダクティブタイムは、生産性を高めるのでとにかくスピードを意識します。
歩くスピードを速くしたり、動画を1.5倍速で視聴したりすることも例としてあげられています。
また、仕事においてマルチタスクは敬遠されがちですが、しっかりタスクをリスト化していれば、むしろ効率的に仕事が進むでしょう。
プロダクティブタイムは、とにかく時短てスピードを意識することが重要なのです。
アンプロダクティブタイム(非生産的な時間)
一方でアンプロダクティブタイムは、非生産的な時間です。
『非生産的』という言葉があるため、ネガティブなイメージを持つかもしれません。
しかし、『時間編集術』では、アンプロダクティブタイムを多く持つことが、人生の豊かさにつながると語られています。
アンプロダクティブタイムは、一言でいうと『何もしない時間』です。
何もしないといっても、その間に『アイディアが浮かぶ』『興味がわく』『新たな体験をする』『視野が広がる』というようなことが起きるでしょう。
なぜなら、『何もしない』と決めたことにより、自分の中に余白が生まれて。新しい考えが入り込むようになるからです。
実際に私も新しいアイディアが浮かぶタイミングは、何も考えずにぶらぶら散歩しているときや、お風呂に入っているようなときです。
アンプロダクティブタイムを増やすことが、現代人の人生を豊かにしてくれるのです。
『時間編集術』を読んだ感想
『時間編集術』を読んだ感想をまとめます。
長倉顕太さんの考え方は現代人には必須だと感じます。
まず、『時間』『能力』『人脈』『お金』のなかで、最も優先的に考えるのは、時間だという部分に深く共感しました。
私は会社員として働いているため、サラリーマンと会話することが多いです。
そのなかで、だいたい『お金』『人脈』の話題ばかり。
本の中でもあったように、時間の使い方で未来が変わるので、私は時間の使い方を大事にしていこうと思います。
定期的に長倉顕太さんのように、考え方をアップデートしている人の言葉をインプットしておかないといけないと危機感をおぼえました。
【まとめ】時間は自分で編集できる
最後に記事の内容をまとめます。
現在は過去の時間の使い方によって決まっているように、未来も現在の時間の使い方で決まります。
理想的な未来を手にいれるには時間の使い方が重要です。
時間をうまく使うコツは、2つに分けることです。
- プロダクティブタイム(生産的な時間)
- アンプロダクティブタイム(非生産的な時間)
プロダクティブタイムをいくら増やしても、人生が変わることはなくてアンプロダクティブタイムを増やすことが人生を変えることにつながっていきます。